不動産取引の重要事項説明書は誰を守るためにあるのか?
- 2021.09.15
- 不動産
ブログ毎日更新
787日目です(^^)/
『分かりやすかったです(^^♪』
って褒められた(*’▽’)
不動産取引の重要事項説明書
みなさん
突然ですが質問です!
不動産取引の重要事項説明書ってご存じですか?
『何それぇ~👀!』
なんて声が聞こえて来そうなので簡単に説明しますね(^^)/
宅建業者(不動産屋さん)は
『これから買おう、借りよう、交換しよう』
としているお客さんに対して、契約をするかどうか判断させるため
その物件の情報を知らせる必要があります。
これを
重要事項の説明
といいます(^^)/
その説明の際にお客様に渡す書面が
35条書面=重要事項説書
なんですよ(^^♪
ちなみに重要事項説明書を説明できるのは
という国家資格を持っている人だけです(^^)/
※弁護士でさえ説明できないんですよ!
不動産業界で働きたいと思っている人にとっては
必須資格ですね(^^♪
※もちろん僕も持ってます。
合格率は毎年
上位15%前後
合否判断の性質上
〇〇点で必ず合格
みたいな感じではありません(-_-;)
試験は例年10月に行われるのですが
僕も何度か試験監督をさせていただいてます(^^)/
緊張した面持ちで試験を受ける人も受験生もいれば
完全に諦めている受験生も…(笑)
試験終了後は資格の学校が競い合うように
解答速報と合格点予想を発表!
ちなみに2021年度の試験日は
2021年10月17日(日)です(^^)/
重要事項説明はいつ行われるのか?
そんな重要事項説明ですが実務においては
契約日に行われる
ことが多いです!
※必ず契約の前に行う必要があります。
不動産という大きな買い物をするのに当日説明を聞かされて
わけも分からないまま契約!
なんてならないように出来れば契約日より前に重要事項説明をしてもらっておくのが理想です(^^)/
とはいえ
契約までの期間が短い場合や都合が合わないこともあって
どうしても契約日にしか重要事項説明が出来ないこともありますので
丁寧に分かりやすく
説明をしてくれる宅地建物取引士に出会えると良いですね(^^♪
重要事項説明書は誰を守るためにあるのか?
ちなみに
重要事項説明書は誰を守るためにあるのか?
当たり前ですがその答えは
売主さんと買主さんです(^^)/
間違った説明によってトラブルになってしまって困るのは
不動産取引を行う当事者ですからね(^^♪
でも
最近の一部の不動産会社では
重要事項説明書は不動産会社守るためにある!
って認識が強すぎるように感じます( ;∀;)
もちろんしっかりと
- 現場調査
- 役場調査
- 近隣聞き込み
を行って正確な書類を作成することで
トラブル防止を心がけることは大切です。
でも
その真意が
『うちの会社さえ悪くならなけらば良い!』
という前提だったら悲しいですよね( ノД`)シクシク…
以前
の記事でも書きましたが
僕のいた超大手不動産会社では
『書けることはとにかく全部書いとけぇ~!』
って感じの重要事項説明書だったのですが
ボリュームが多すぎて
逆に何が重要なのか分からない( ノД`)シクシク…
みたいにお客さんが感じるようなことが多々ありました(-_-;)
取引が完了して
『あれ?そんなこと聞いてたっけ?』
ってお客さんに言われても
『ここに書いてありますしちゃんと説明しましたよ!』
って逃げられるようにするためだけの書類を作ることを目指すことが果たして良いことなのかな?
サービス業の考え方としてそれは違うと思います!
※あくまで一意見です。
だって
いくら書いてあったとしても
専門用語って分かりづらいですから…。
『ちゃんと説明した!』
って言ってもそれは説明した人の主観でしょ!
かといってもちろん
適当な重要事項説明書が良いってわけじゃありません!
一番大切なのは
誰を守るためにあるのか?
に対する姿勢です(^^)/
それを忘れてはいけない…。
今日も記事を読んで頂いてありがとうございます(^^♪
新しい記事を楽しみにしていてくださいね(^^)/
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